2020年3月7日更新 708

タミヤ1/35MMシリーズ軍用車両「シムカ5」を塗装で遊ぶ(ポップカラーver&ゾンビ襲来ver)

豊富なラインナップを誇るタミヤ1/35MMシリーズの一つ、シムカ5に軍用車両らしからぬポップな塗装を施してみたところ、意外にもシムカ5の軍用車両とはまた違う魅力が見えたきました。多様な組み合わせを試していく中で、その組み合わせの元となっているシムカ5の魅力、ひいてはプラモデル作りの面白さについて探っていきたいと思います。

OutSeekers編集部

OutSeekers編集部

軍用車両である1/35プラモデル「シムカ5」をどう遊ぶか

1/35シムカ5ボックスアート

前回の記事ではタミヤ1/35MMシリーズ「シムカ5」のプラモデルとしてのポテンシャルについて書きました。

シムカ5の組立説明書にはボディカラーは軍用車両らしいTS-4ジャーマングレイが指定されてます。指定通りに塗られたシムカ5はシックで重厚な雰囲気を醸し出しています。また民間車カラーとしてTS-14ブラックも指定されていてボックスに描かれているブラックのシムカ5からは大人が乗るにふさわしいセクシーな仕上がり具合が想像されます。

軍用車両ですのでミリタリーカラーで仕上げるのが王道であるのは勿論なのですが、丸みがあってスタイリッシュながらも愛嬌のあるフォルムをしているのが分かります。シムカ5は元々はイタリア車のフィアット500をベースにして作られていてフランスでは約65000台も生産され大ヒットした大衆車としての歴史があります。イタリア仕込みのデザイン性の高さが継承されているのでしょう。

折角スタイリッシュなフォルムをしているだから色々なカラーリングを楽しみたい!という事で軍用車両シムカ5に敢えてポップな塗装を施してみました。

指定色に縛られずに自分の好きな塗装を試してみるというのもプラモデル作りの大きな楽しみです。キットのイメージとは全然違う塗装をすると、そのキットの新しい魅力を発見したり、また今後のプラモデル作りに活かせる気付きなどもあるかも知れませんので、イメージの赴くままの自由な塗装というのも是非試して頂ければと思います。

シムカ5ジオラマ完成3

あえて軍用車と対極の「ポップカラー」に塗装してみる

1/35シムカ5ポップカラーバージョン1

1/35シムカ5ポップカラーバージョン2

軍用車両という対極のイメージとしてピンク&イエローで塗装を施してみました。ボディにはTS-25ピンクとTS-97パールイエローを吹いてライト周りやフェンダーなどにはブロンズやゴールドを塗りポップな感じを目指してみました。元々のキットのデザインが素晴らしいのでどちらの塗装をしてもきっと満足のいく仕上がりになると思います。

こんな感じで、自分の好きな色で塗装をしてもシムカ5は全て包み込んで「満足のいく完成」に導いてくれます。発想の仕方として基本の「対極」のカラーを塗装してみると製品の思いもしない魅力が引き出せるかもしれません。

ポップな「シムカ5」とは何が合う?

ポップなシムカ5にはどういう組み合わせがしっくりくるのか試してみました。

シムカ5&アニマルズ2

シムカ5&アニマルズ3

カラフルなボディのシムカ5には軍人よりも馬や豚といった動物と合わせた方がしっくり来るかもしれません。ちなみに動物フィギュアはタミヤ1/35動物セットを使用しました。フィギュアはいずれも組立説明書指定の基本色で全体を筆塗りした後に以下の2工程を施します。

  1. 基本色に少量のレッドとオレンジを加えてティッシュペーパーで筆を拭き取り塗料をあらかた落とした状態でシワの深い所を中心にこすりつけるように塗る。
  2. 基本色に少量のホワイトを加えて①と同じく塗料をほぼ落としてから盛り上がっている所を中心にこすりつけるように塗る。

という具合に前回の記事でドイツ兵フィギュアに施したブレンディングをドライブラシの要領で処理しました。

ドライブラシをはじめとしたスミ入れなどのウェザリングテクニックは、ほんの少し施すだけでもキットの情報量を増やしディテールアップにつながります。

ピンクで塗装したシムカ5を乾燥させている時にふと大人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である荒木飛呂彦さんが以前に受けたインタビューの中で、「この絵にはこの色を使うという決まりはない。絵のための色というよりは色のための絵、という感じで漫画を書いている」という事を言っていたのを思い出しました。

「ジョジョの奇妙な冒険」は荒木飛呂彦さんの卓抜した画力は勿論の事、主人公のジョジョの服が同じ色でも青色だったり緑色だったりと、自由自在な色使いで私達の眼を愉しませてくれています。ジョジョで描かれている自由闊達な色彩画を見ると、絵を描く事が本当にお好きなんだなと思い知らされます。荒木飛呂彦さんのように固定観念に捉われない自由な着色というのを私達もプラモデル作りの塗装に取り入れる事でよりプラモデル製作の面白みが広く深くなっていくのは間違いないでしょう!

世界に一つだけの「俺のシムカ5」を作ってみてはいかがでしょうか。

シムカ5を生活インテリアに変化させる!

1/35シムカ5ポップカラーバージョン3

ポップに仕上げた「俺のシムカ5」を眺めてどんな感じのジオラマがこのポップカラーに合うかなと考えていたのですが2台の「シムカ5」を眺めている内にジオラマに合わせるのではなくて小さなボディを活かしたシムカ5の遊び方が何か他にありそうな気がしました。

考えた結果、存在をアピールしながらも邪魔にならないシムカ5の大きさが普段の生活用品として使えるかもと思ったので今回は生活のお供となるような「俺のシムカ5」の簡単なカスタム例を幾つかご提案させて頂きます。

カスタムレベル1:ペーパーウェイト、ペンホルダー

まずはキットの加工や他に部品を付け加える必要の無い、そのまま使える例として、ペーパーウェイトとして書類の上に「俺のシムカ5」を乗せてみたり、筆記用具を支えるペンホルダーとしての使い方をご提案させて頂きます。

シムカ5ペーパーウェイトとして

ただ紙の上に乗せてるだけですのでカスタムも何も無いのですが、完成したキットをジオラマなどに当てはめるという方向ではなく「プラモデルを生活用品として実践的に使う」という意味では僅かながら機能している気がしております。

シムカ5ペンホルダーとして

ペンホルダーについてもペンの乗せ方次第では何かロケットランチャー的な雰囲気を発している感じです。

カスタムレベル2:メモクリップ

シムカ5メモクリップとして

レベル2では車体に針金を仕込んでメモクリップにしてみました。

シムカ5メモクリップとして2

簡単ながらもメモクリップにする事で指令の伝達・物資の運搬などといったシムカ5が担っていたであろうメッセンジャーとしての役割を家庭で再現出来ている感じが悪くないです。

カスタムレベル3:アロマホルダー

キットを眺めていてふとこの「俺のシムカ5」から香りが出れば面白いかもと思いアロマを仕込んでみました。プラ板、ティッシュペーパーとアロマエッセンスがあれば準備完了です。

シムカ5アロマホルダーとして(材料)

①シートに置ける大きさにプラ板を切り同じ大きさに折り畳んだティッシュペーパーを準備。

シムカ5アロマホルダーとして(材料を椅子に置く)

②プラ板の上にアロマエッセンスを含ませたティッシュペーパーを乗せて椅子に置くだけ。

シムカ5アロマホルダーとして(香り立ち昇り中)

ポップなフォルムから立ち昇るアロマの香りが立ち上ります。イエローボディにはレモングラス、ピンクボディにはローズを合わせるといった感じで色々な組み合わせが出来ると思います。

今回は3パターンのカスタム例をご紹介させて頂きましたがメモクリップやアロマホルダーを作っている時に思ったのはこうした遊びが出来るのも自分で作った「俺のシムカ5」があればこそです。

ようやく仕上げたプラモデルは完成に至るまでの様々な苦労や(本当は苦労とは思っていないのですが)想いが凝縮されています。そんな自分だけのヒストリーが込められた「俺のシムカ5」だからこそ新たなストーリーが生まれてくるのだと思います。これはプラモデル作りに限らず、DIYや料理などでも「自分で作ったモノ」全てに言えるのだと思います。

塗装とメイクの深い関係?!プラモデル作りは女性の方が向いている!?

1/35シムカ5ポップカラーバージョン4

今回のポップカラーを塗装している時、プラモデルの塗装と女性のメイクは似ている所が多いのかもと感じました。

素材(キットや素肌)に色を施す、という共通点はもちろんなのですが「好きな色を塗っていい」という塗装行為の自由度がプラモデル塗装にも女性のメイクにもすごくあると思いました。現代は女性の自由なメイクは自己表現の手段としても歓迎される風潮ですし、プラモデルの塗装に至ってはそもそも何色に塗っても個人の自由です。自身のメイクアップで日常的に色彩感覚を磨いている女性の方が、ある意味でプラモデル作りに向いているかもと思った次第です。

オオゴシトモエさんをはじめとした女性モデラーの方も大勢おり「モケ女」(模型女子)なる言葉も登場している時代です。男女問わずプラモデルを楽しめる時代になっていると言えるでしょう。彼女や奥さんと一緒に塗装作業をすればもしかしたら女性陣の方が塗装の面白さ=プラモデル作りの面白さにハマってしまうかも知れません。プラモデルを共同で作るなんてほのぼのして微笑ましい光景ではないでしょうか。

フィギュアにも自由な塗装で「俺のフィギュア」に仕上げる!

1/35MMシリーズフィギュア

プラモデル塗装と女性のメイクの関係について考えている時に、ふとデスク上のシムカ5を眺めると傍の1/35MMシリーズのフィギュアに気付きました。前回の記事ではフィギュアの塗装は指定色に沿ったオーソドックスなものだったのですが、それこそ女性のメイク感覚で塗装をしてみたい欲求に襲われて、自由なペイントによる「俺のフィギュア」を仕上げてみる事にしました。どんなメイクを施そうかと考えてすぐ浮かんだのが「ゾンビメイク」でした。

ゾンビフィギュア製作レビュー

造形編

1/35MMフィギュア ゾンビメイク1

用意したのはタミヤ1/35アメリカ歩兵攻撃セットです。

今回は5体を作製しました。勇敢なるアメリカ兵達を死臭漂うゾンビに変えてみます。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク2

左足のパーツの代わりにダメージを受けた生身の肉を付けてみようと思います。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク3

タミヤのエポキシパテでちぎれた手足を作ってみました。

エポキシパテは2種類のパテを同じ量に切ってよく混ぜると粘土のような造形が出来るプラモデル作りでは広く使われているパテです。パテはすぐに硬化する訳ではありませんので落ち着いて造形をしていきましょう!

1/35MMフィギュア ゾンビメイク4

こんな感じで仕上げてみました。ちなみに他のフィギュアも首を少しズラしたり腕を逆関節で接着したりしています。

塗装編

ゾンビフィギュアの塗装もブレンディングの基本に沿って塗装していきます。

  1. 基本色の塗装
  2. シェードの塗装
  3. ハイライトの塗装
  4. ウェザリング、仕上げ

上記の順で塗装をしていきます。

①基本色の塗装(水性アクリル塗料)

1/35MMフィギュア ゾンビメイク5

まずはサーフェイサーを吹いて下地を整えます。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク6

顔はもちろん服も指定色ではなく茶系の暗い感じにしてみました。肌の色はカビのような感じを出したかったのでタミヤ水性アクリル塗料XF-15フラットフレッシュにXF-5フラットグリーンを少し混ぜてみました。

②シェードの塗装(エナメル系塗料)

1/35MMフィギュア ゾンビメイク7

顔や服のシワの凹みにシェード色を塗っていきます。シェード色は基本色にXF-8フラットブルーを加えたものを塗ってあります。

セオリーに縛られ過ぎなくても良い

また肌の暗色を表現するのにブラックは基本NGですがゾンビメイクに関してはグリーンの代りにブラックを混ぜてみるのも呪い感が増して良いと思います。セオリーは大切で身に付けておくべき事だと思いますが、表現したい色=セオリーの色とは限らない事もありますのでもしフィギュア塗装で悩んでいる方がいれば、一度セオリーは無視した自分の表現したい色にこだわって世界に一体の「俺のフィギュア」を仕上げてみても良いと思います。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク8

③ハイライトの塗装(エナメル系塗料)

1/35MMフィギュア ゾンビメイク9

1/35MMフィギュア ゾンビメイク10

基本色にXF-2フラットホワイトを加えて盛り上がっている箇所に塗りました。ハイライトの塗装はドライブラシの要領で「塗る」というよりも塗料をあらかた落として「こすり付ける」感じで施していきます。

④ウェザリング、仕上げ(エナメル系塗料)

1/35MMフィギュア ゾンビメイク11

ハイライトまで施すと色も重層的になりゾンビ感が増してきます。次に滴る血の色や最終的なウェザリングを施して仕上げとしたいと思います。血液の色はX-7レッドを使います。極少量のブラックを混ぜて塗ったり叩いたりして血の跡を表現してみました。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク13
バイオハザードにも登場しそうなゾンビ犬も合わせて制作。

1/35MMフィギュア ゾンビメイク12

最後にタミヤエナメルXF-84ダークアイアンを塗ったヘルメットを被せて完成です!

一手間加えてフィギュア塗装を快適に!

今回のゾンビメイクのように複数のフィギュア塗装をする時には塗装をしやすい環境を作っておくと作業がより捗ります。1/35フィギュアは非常に小さいのでフィギュアを何らかの方法で固定しておかないと塗装に手間取ってしまいます。

フィギュア専用の作業台も販売されていて、筆者の場合はグリーンスタッフワールドのフィギュア台を愛用していますが、お値段はやや高めです。
またフィギュアを1体ずつ固定するタイプですので今回のような複数のフィギュア塗装の場合は台に乗せるフィギュアをその都度変えるのが少し億劫だと感じてしまいました。(フィギュアを完全にホールドしてくれるので、じっくり塗装したい時にはオススメの一品です!)

今回のように同じ色調の塗装を複数体施す場合にはフィギュアが全部まとめて固定された方が効率的で塗料も節約できると思いますので手持ちの道具でフィギュア台複数体バージョンを作ってみました。

フィギュア台の作り方は実は簡単です。手持ちの「ネコの手」をハサミで斜めに短く切り、それをジオラマ作りで余った発泡スチロールに刺しただけです。

ネコの手カット

1/35MMフィギュア ゾンビメイク14

これだけでも片手に発泡スチロールを持ちながらもう片方の手で筆を取っての塗装が出来ます。塗装方法に一手間加えての作業もまた楽しかったりします。それでは完成したゾンビ軍団をファンキーなピンク&イエローシムカ5の周りに配置していきましょう。

ポップカラーのシムカ5にゾンビフィギュアを組み合わせてみたのだけれど

ゾンビ襲来前。

ポップカラーシムカ5&アニマルズ
明るい日差しのもと動物達も自然にシムカ5に集う長閑なひと時。

ゾンビ襲来後。

シムカ5&ソンビ軍団1

シムカ5&ソンビ軍団2

むむ、、、

シムカ5&ソンビ軍団3

何でしょうこの違和感は。カラフルなシムカ5と不気味なゾンビ達との一体感があまり感じられず、、、
ポップカラーのシムカ5とゾンビ軍団の組み合わせはちょっと世界観が合わなかったかもしれません。

この組み合わせのマリアージュ度を上げるには、シムカ5にゾンビに攻撃された破壊処理やウェザリングを施せば良いのでしょうが、、正直ピンク&イエローシムカ5をペンホルダーやメモクリップとして使っているうちにゾンビアタックの爪痕を残すのが偲びなくなっております。かと言ってノーダメージのシムカ5とゾンビではマリアージュ度が低いので、ここで急遽ゾンビ達に破壊される専用のシムカ5を追加投入する事としました。

自分で立てたコンセプトに首を締められているようです(笑)

ゾンビフィギュア用に改めてシムカ5を塗装し直す

基本塗装、パーツ整形

通算4台目のシムカ5を作ることとなりました。

ゾンビアタックを受けたシムカ5その1

ゾンビアタックされるシムカ5には、TS-44ブリリアントブルーを吹いてみました。(この後破壊されると思うと不憫ですが)

エポキシパテでパンク表現

タイヤがパンクした状態にしたかったのでエポキシパテで軽い整形をしてみました。

ここでタイヤのパンク表現では吉岡和哉さん著の「ダイオラマパーフェクション2(車両・建物編)」を参考にさせて頂きました。同書にはタイヤのパンク加工のノウハウが詳細に書かれていまして今回のエポキシパテによる整形も吉岡さんのテクニックを拝借致しております。

筆者なりの追加の加工としてはゴムの部分をキャンドルで軽く炙ってパーツを溶かし、柔らかいうちに硬い所にギュッと押し付けて潰れたタイヤも作ってみました。

火炙りでパンク表現
右が火で炙ったタイヤです。くれぐれも安全第一で

禁断の技?!簡単にボディパーツを曲げる方法とは?

ゾンビによる人外の攻撃の表現としてシムカ5のボディをグニャッと曲げたいと思ったのですが、これがなかなか手こずりました。

先にご紹介しました、吉岡和哉さんの「ダイオラマパーフェクション2 車両・建物編」には、車両に施すダメージテクニックも、とても詳しく解説されています。使われている車両がシトロエンでありますので、紹介されているテクニックがシムカ5にもほぼそのまま使えると思っていたのですが、プロの技は簡単には真似できませんでした。

ボディパーツを曲げやすくする為にリューター(電動ヤスリ)を使ってパーツの裏側を削り、パーツを薄くしてからグニャッと曲げるテクニックが紹介されているのですが、筆者はまずリューターを持っておらずスポンジヤスリや紙ヤスリでの研磨を試みたのですがすぐに諦めました。

さて、どうしたものかと考えた時に浮かんだのが先のタイヤに施したのと同様にキャンドルで炙ればいけるかな?という事でした。

キャンドルでパーツを炙るやり方はジオラマ製作などでは珍しくない手法であります。筆者もモンキー125のジオラマを作った際に、プラ棒を軽く炙って案内板や排水管を作っておりましたので、火の使用に抵抗がある訳ではないのですが、何故かシムカ5のボディ加工に火を使うのは外法のような気がして結構躊躇しました。ですがこれをしなくては先に進まないので、キチンと作って作品を成仏させる為にキチンと炙る事にしました。

ゾンビアタックを受けたシムカ5その2
炙られたパーツはとても熱いのでスパチュラなどのヘラがあると加工しやすいです。

ゾンビアタックを受けたシムカ5その3
炙り効果でベコベコになりました。

ウェザリング、仕上げ

①塗料でのウェザリング

ゾンビアタックを受けたシムカ5その4

ボディにはタミヤエナメルXF-8フラットブルーにXF-61ダークグリーンを少量混ぜて叩くように塗った後X-11クロームシルバーを擦り付けるように塗りました。パーツのめくれ上がった裏側もクロームシルバーで処理してあります。この後タイヤやプレートなどの細かい部品をつけてピグメントで汚して仕上げとします。

②ピグメントでのウェザリング

ゾンビアタックを受けたシムカ5その6

ゾンビアタックを受けたシムカ5その7
細かいパーツを全て装着しました。

タミヤウェザリングマスターAセット
前回記事と同じく、ピグメントはタミヤウェザリングパウダー《Aセット》を使いました。

ゾンビアタックを受けたシムカ5その8

ゾンビアタックを受けたシムカ5その9

前回ではピグメントを付け過ぎた感じでしたので、抑え目にするつもりだったのですが、またも盛り過ぎ感満載となりました。ウェザリングは奥が深いです。ひとまずここで完成とします。

シムカ5&ソンビ軍団4

シムカ5&ソンビ軍団5

どうでしょう?やはり車両にダメージを加えた事で両者の一体感は結構上がったのではないでしょうか!

「色のためのプラモ」のススメ

本記事では、自由な塗装を施す事で見えてくるシムカ5の魅力を探るべく幾つかの試行をしてみました。その結果、軍用車であるシムカ5に敢えてピンクやイエローのカラフルな塗装をすると何か吹っ切れたような気にもなり「プラモ塗装は自分の好きな色でやっていいんだ」と心底思えました。

荒木飛呂彦先生が語っていた「色のための絵」ならぬ「色のためのプラモ」をもっと色々と試していく事で、本当の意味でオリジナルな一品を完成させられるかもしれません。たまには何物にも捉われない「色のためのプラモ」作りをしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、プラモデル作りを通じて自分でも気付かなかった「自分らしさ」を発見出来るかもしれません。

隠れた「名品」を探すのもプラモデルの楽しさの一つかもしれない

1/35シムカ5インテリアアイテムとして3

今回は製品郡も非常に多いタミヤ1/35MMシリーズの中から「シムカ5」をピックアップしましたが、パッケージの色そのままではなく「自分のイメージ」を反映させると思いもよらないアイテムになる可能性も非常に高いことがわかりました。

プラモデルショップに並んでいるアイテムを自分なりの視点で新たな魅力を吹き込んでみてはいかがでしょうか!