2020年3月12日更新 10250 8
【簡単ジオラマ】スタイロボードで作る「道路のジオラマ」でゾイドやミニ四駆が映える!
ジオラマ作りたいけど、初心者にはハードル高いですよね
オフタイムの過ごし方として最高の「プラモデル作り」。振り返るとワイルドミニ四駆をきっかけにゾイドや新しいプラモデルをいくつか作っていくうちにかなりハマり、制作そのものを楽しめるようになってきました。
ワイルドミニ四駆やゾイドはサイズ的にもコンパクトでそのまま並べても十分楽しいのですが、やはり「ジオラマ」に飾ってみたくなります。しかしキットは組み立てられてもなかなかジオラマに着手するのには初心者にとってハードルが高く感じます。そこでまず作り方に入る前になぜ「ジオラマ制作」はハードルが高く感じるのか、ということを因数分解するところから紐解いていきましょう。
「ジオラマ制作」はなぜハードルが高く感じるのか
これはジオラマに限った話ではないですが、何か新しいことを始める時に「超えなければいけないハードルがいくつあるのか」というのが多ければ多いほど腰が重くなります。「シムカ5」の記事内でもジオラマ作りに触れていますが、ジオラマにこだわろうと思うと際限のない「ハードル」が待ち構えております。
いきなり頂点を目指して努力するのも良いですが、初心者にとってはまず「完成できた」という成功体験こそが楽しく続けるために必要な要素だと思います。そこで今回は僕のようにジオラマ初心者でも気軽に楽しめるきっかけとして簡単ジオラマを制作していきたいと思います。
道路のジオラマを作るのに必要な材料はたったの5つ
- スタイロボード
- 道路用の塗料(タミヤ情景テクスチャーペイント)
- マスキングテープ
- 白
- 汚し塗装(タミヤウェザリングマスター)
スタイロボードはホームセンターでも売っていますがサイズが大きいものが多いです。今回はジオラマ用に販売されている小型の2枚セットのものを買いました。サイズもいくつかあるので自分の作りたいものをチェックしてみてください。
次にマストで必要になるのがタミヤの「情景テクスチャーペイント」最低この2つがあれば道路(っぽい)ジオラマが作れます。
マスキングテープと白の塗料は道路のライン引き用に、さらにクオリティーアップとしてタミヤのウェザリングマスター2種類を使用しました。
簡単「道路ジオラマ」制作の手順
1、スタイロボードにタミヤ情景テクスチャーペイントで塗装
スタイロボードの表面がデコボコになっているので、塗っただけでまさに道路そのものの感じが表現されていくのが塗っていて楽しいです。
2,マスキングテープで道路のラインを引く
次によく道路で見る菱形のラインも引いてみたいと思います。こちらのマークですが、横断歩道の手前30mに設置されているとのことです。
写真を元になんとなくで書いていきます。
なんとなくそれっぽくなりました。
3,マスキングをした部分にホワイトで塗装
スタイロボードの表面はボコボコしているので、マスキングからはみ出てしまうこともありますが大丈夫です。
塗装が乾いた時点で、最初に塗ったグレーの「情景テクスチャーペイント」を重ねて塗って修正していきます。
4,ウェザリングマスターで汚し塗装
現時点のままだとキレイ過ぎるのでリアルな道路感を出していきます。最初に使うのはタミヤウェザリングマスターBの「スス」で道路の汚れを表現していきます。
スポンジ部分ではなく、ハケの方を使って全体的に汚しをかけていきます。
さらにアクセントとして同じくタミヤウェザリングマスターCの赤サビで茶色の土汚れをちょっと足します。
ディスプレイのアクセントになる「道路ジオラマ」
今回使用に想定したのがゾイド(1/35サイズ)とミニ四駆(1/32サイズ)ということで比較的コンパクトに仕上げることができました。
制作時間としては乾燥時間も含めて大体2時間くらいで完成させることができました。プラモデルを作る時間を考えるとかなり短時間で作れるかと思います。ここからどうやってジオラマの楽しさを発展させていくかは検討の余地がありますが、きっかけとしては十分ではないでしょうか。
プラモデル作りの延長としてジオラマ制作をしてみてはいかがでしょうか!
道路ジオラマ制作のプロセスを動画で見てみる
今回の記事はYahoo! Creators Program上にて動画でアップしております。
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