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2019年7月30日更新 8658

栃木でナマズ釣り!意外な川でも釣れる。各ポイント探しのコツ

ナマズ釣りといえば、ポカン釣りに代表されるようなカエルの泳がせ釣りから近年ではトップウォーター(ルアー)を用いて水面でのバイトを誘発する釣り方が人気ですよね。筆者のメインフィールドである栃木県でも春先から晩秋頃までナマズ釣りを楽しめる季節が到来し、各所のフィールドで楽しめます。特に栃木県内でナマズが釣れ始める頃は桜が散り、葉桜も増えてくるタイミングで活発に釣れ出します。日本の寒い冬は魚を釣りたくても、なかなか釣れないのでこの時期が毎年待ち遠しいアングラーの方もいるのではないでしょうか?高校生の時から始めた栃木県内のナマズ釣りをしてきて得た知見をもとに、ナマズのいるフィールドや適したタックルについてご紹介します。

OutSeekers編集部

OutSeekers編集部

栃木のナマズ釣りは想像以上に釣れる【実体験】

60cmジャストのニホンナマズ。夕方にトップでヒット!

ナマズは昔から釣りのターゲットとして人気の魚でした。さらに近年ではバス釣りを端緒に、ルアー釣り愛好家の方がナマズをトップウォータープラグで釣るようになりました。そのため釣り具メーカー各社からもナマズ専用のルアーが発売されるようになり、専用のロッドやラインまで販売されています。

ナマズは扁平状の口が特徴的で、厄介なことになかなかフッキングに至らないです。しかし、このフッキングの悪さをいかに改善し、キャッチ率を上げていくかというのもまたナマズ釣りの醍醐味になります。筆者もナマズ釣りを始めて6年目となりますが、未だにキャッチ率は50-60%ほどという低さです。ナマズがいれば高確率でバイト(捕食)してくるので中毒性の強い釣りです。

さて、栃木県でナマズを釣りたいと思っても、実際にどこで釣れるんだろう?という疑問をお持ちではないでしょうか。筆者も栃木県内でナマズを釣れるようになるには少し時間を要しました。単純に比較はできませんが、栃木県に生息しているナマズの個体数は全国的な個体数と比較して決して多くはありません。しかし、それでも案外釣れるものなのです。

傾向としてはどのフィールドでもボチボチの数がいる感覚になります。具体的には、1つのフィールドで釣れるナマズは1-3匹ほどが目安となります。もちろん群れに出くわした場合は連発するようなチャンスもあるので、良い思い出もできます。

また筆者はトップウォータープラグを中心としたルアー釣りがメインですが、ミミズを付けたぶっ込み釣りでも釣れますよ。確実に、そして数釣りを楽しみたいのであればエサ釣りの方が良いでしょう。

栃木県内でナマズを釣りたいなら、こんなフィールドに行ってみよう

栃木県内のメジャーフィールドでのナマズのポイントと釣りのコツ

栃木県内でナマズを確実に狙えるフィールドについて紹介します。ここでご紹介する河川はいずれも栃木近辺で釣りをされている人であれば一度は聞いたことのある川でしょう。川の形状としては川幅が広く、浅場と深場があるポイントが多いのが特徴です。このようなフィールドでナマズを狙うコツは以下の点です。

  • ナマズが活発に捕食する夜の時間帯に浅場でルアー釣り
  • 日中は、深場にいるナマズをスピナーベイトやクランクベイト・シャッドでアプローチしてみる(ハイアピールできるルアーで誘う)
  • ぶっ込み釣り・エサ釣りで狙う
  • コイやニゴイが泳いでいるポイントは周辺にナマズがいる可能性大

他にもベイトの溜まりやすいポイント、ナマズが居着きそうな流れ込みや深場となる変化をチェックしていくと効率良く釣れます。

栃木県内を流れる4つのメジャーフィールド

これからご紹介する4つの河川はいずれも数多くのナマズ実績があり、ポイントにも恵まれ、食べられるエサの豊富さからナマズも大きいサイズが期待できます。県内の方はもちろん、県外の方も休暇や出張などで栃木県を訪れる際には観光やキャンプついでにナマズ釣りをしてみるのも楽しいでしょう。

那珂川

那珂川

那珂川(なかがわ)は栃木県北部・那須町を源流域として流れている河川で、筆者が確認している範囲では烏山市〜茂木町方面に良型の個体がいます。水量が豊富でクリアーな水質のため、アユやオイカワなどのベイトフィッシュがナマズの主な捕食対象となっています。

春先から秋頃まで良く釣れますが、川幅が広く深場となるポイントが多々あるので、ぶっ込み釣りやルアーであればクランクベイトやスピナーベイトなどでテンポよく誘っていきたいです。地形の変化が多く、一歩先はズドンと深くなる場合もあるので足元には十分に注意をして釣りを楽しみましょう。水が綺麗なので食べても美味しいですよ!

小貝川

小貝川

関東平野を北から南へと横断する一級河川である小貝川(こかいがわ)は栃木県も流れています。ナマズやコイ、うなぎなどの川魚はもちろんブラックバスも生息しており、多くの釣り人が足繁く通うフィールドでもあります。栃木県を流れる小貝川は中規模クラスの河川なので釣りもしやすいです。その上、支流となるような小規模な小川や用水路ともつながっておりナマズが寄りやすいポイントが多いのも特徴です。トップで狙うナマズ釣りがしやすく、積極的に移動しながら釣るランガンがおすすめです。

鬼怒川

鬼怒川

続いての鬼怒川(きぬがわ)は関東平野東部を流れる河川で、利根川に合流する最も長い支流でもあります。栃木県日光市の鬼怒沼を源流域として水質良好かつ水量の豊富な川で、アユやヤマメなど渓流域の魚も生息しています。

またそれらの小魚を捕食しているナマズは釣れるサイズも大きめで60cmクラスが釣れるのは良くあります。スモールマウスバスを狙っていると水中でうねるような動きをし、気づいたらナマズがヒットしていたなんてことは頻繁にあります。個体数も多めで浅瀬を中心にマズメの時間帯や夜にトップウォーターで狙うのが良いです。数釣りではぶっ込み釣りで気長に待つ釣りでも楽しめます。

姿川

姿川(すがたがわ)は栃木県南部を流れる利根川水系支流で、渡良瀬川支流の思川(おもいがわ)とも合流する川です。魚種問わず数多くの魚が生息しており、ナマズの格好のエサとなる小魚も多くいます。

筆者は姿川ではバス釣りをメインに釣りを楽しんでいますが、ナマズからの反応も良くサイズを選ばず数が良くでます。理由として考えられるのは利根川水系・渡良瀬川水系と大きな本流に流れる川が下流にあるので、魚が成長しやすい環境が自然に育成されているからだと考察します。ちょっとした流れ込みや障害物周りを探ってみると反応が良いので、試してみましょう。

地元でナマズ釣りを楽しみたい?実は近場の小川にもポイントが

確かに、上述した有名どころの河川であればナマズは確実に生息しているので、機会さえあればナマズが釣りやすいです。しかし、現実的にはなかなかそこまで足が伸ばせないことも多いと思います。もっと身近なフィールドでナマズを釣ってみたくないでしょうか。家からすぐのところでナマズ釣りが楽しめたら嬉しいですよね。意外とそんな悩みを解決してくれるのがナマズ釣りの妙味であったりするのです。ナマズはあなたの家のそばにも結構いるのですよ。

ナマズは夜行性で浅瀬まで移動して捕食をする傾向があります。ですので水路や小規模河川はナマズにとって食べやすい環境であり、水田に水を引く灌漑用水路や水路の水が落ちる小川のインレット周辺はナマズのエサ場にもなります。栃木県内の水田と用水路が交わるポイントの周辺は高確率でナマズが近くにいます。なるべく足音を立てずに、ルアーを落としたりエサ釣りで狙ったりするのが醍醐味のある釣り方です。

ナマズがいるかどうか?コイがいたら高確率でナマズも生息

ナマズは性質上、夜行性の魚なのでどうしても日中に見かける頻度は少ないですよね。川底や障害物などの物陰にベッタリと這いつくばっています。そのためナマズ釣りのフィールドを新規開拓しようと考えても、ナマズが生息しているかを確かめるには時間がかかりやすいです。

そこで、ナマズがそのフィールドに生息しているかの確信度を上げるために、コイが泳いでいるかをチェックしましょう。経験上ですがコイやニゴイが泳いでいる川には付近にナマズがいる確率が高いです。時にはコイの群れに紛れ込んで混泳していることもあるぐらいです。コイがいるようなポイントは魚にとって居心地の良い環境であり、ナマズにとってもまた快適なのだと考えて良いでしょう。

春先から晩秋までがナマズ釣りのシーズン!ただし代掻きの時期は釣れにくく

代掻きのイメージ

毎年春先にかけてから釣れだすナマズですが、栃木県内では田植え時の代掻き(シロカキ)期間はパタリと釣れない時があります。代掻きとは、田んぼに水を入れる4月半ばから5月中旬までの時期に、冬場に乾燥した土塊をほぐして土の表面を平らにする作業です。この作業をすることで苗が植えやすくなり、生育環境を整える効果があります。

この代掻きによってナマズが釣れにくくなるのは、農業用の肥料を混ぜることで魚が嫌う強烈な濁りを生むためです。土壌が流れて川全体がコーヒー色のような濁りになり、どんな釣りをしてみても全然反応が得られない時期があります。濁りが強烈に強くなった際は1週間ほど様子を見てみると良いですね。水の色が徐々に落ち着いてきたらナマズの活性も徐々に戻ってきます。

この代掻きの時期を除いた、暖かくなりだす春先から肌寒さを覚えだしナマズの動きも鈍くなる10~11月頃までが栃木のナマズ釣りのシーズンです。

栃木のナマズの釣り方と道具

釣り方は自由自在!足で稼ぐならルアーでの釣りがおすすめ

ジッターバグで釣れたナマズ

ここからは主観が入りますが、おすすめする釣り方はルアーで狙うナマズ釣りです。なぜルアーでの釣りをおすすめするかというと、手軽に強烈なファイトを楽しめるからです。経験のある方ならご存知だと思いますが、ナマズの引きはとてつもなく強いです。ですのでツッコミやヘッドシェイクによるバラシを軽減する専用ロッドが発売されているくらいです(ナマズ専用ロッドはグラス仕様・チューブラー素材で低反発なノリ重視の設計になっています)。

とは言えわざわざナマズ専用のロッドを揃えなくても、持ち合わせのバスタックルでも十分にナマズ釣りができます。一つだけ気にしておくべき点としてはラインの太さがナイロンであれば16ld〜、PEライン3号〜を使用しましょう。理由としては足場の悪いところでの抜き上げも時にあるので、余裕を持たせるためです。あとはバスアングラーの方であれば、ジッターバグやペンシルベイト、羽根モノ、ナマズ専用ノイジーなどを取り付けて釣りができます。河川敷道路をゆったりと走りながら目ぼしいポイントを見つけたら打っていく。これの繰り返しでナマズを釣っていくイメージです。

エサ釣りによる待ちの釣りでも十分にナマズは釣れます。されど敢えて能動的にナマズのいそうなポイントを見つけて釣りをすれば、捕食音を聞いた時に報われたような気分になります。必ずしも釣れるわけではないですが、その日のナマズの状況を把握しながら1匹のナマズを釣る過程は奥が深いです。「今日の夜はどう狙おう?」なんてことを日中から考えてしまうこともあるので、ほどほどにして楽むと良いですね。

どの釣り方でもイチオシのアイテム

一つだけ是非とも準備して欲しいアイテムがフィッシュグリップです。ナマズの口は硬く、ギザギザしているので安易に口元を掴んで持ち上げようとすると怪我にもつながります。魚体もぬめりが強く持ち上げにくいので、フィッシュグリップを活用してみましょう。

手軽でいて奥の深いナマズ釣りで喜びを、感動を

今回は栃木県におけるナマズ釣りの実態と具体的なフィールドや特徴について触れました。ナマズはおとなしそうな顔付きをしていますが、肉食魚でしっかりと小魚やカエルなどを捕食しています。普段は泳いでいる姿など見かけることがないですが「こんなフィールドにいるの?!」と驚くような川や小さな水路に住んでいます。

水田が絡む小場所などは県内全域、どこでも美味しいポイントとなるのでナマズ探しをしてみるのも良いでしょう。ナマズが釣れるまでは辛抱の釣りになりますが、釣れたときはナマズを探し当てた感覚になり嬉しいです。そして一度ハマると、次はこんなポイントにナマズはどうだろうと考えるようになります。

ナマズ釣りはご自身で使っている投げ竿タックルやバス釣り用のタックルで十分に代用ができるので、敢えて揃える必要がないのも経済的に嬉しいですよね。それで本格的にナマズ釣りを極めたくなったのであればナマズ専用のルアーを買い揃えてみるのもまた良いでしょう。

病みつきになる引きごたえと探し当てる感動を近場で手軽に味わえる、栃木でのナマズ釣りにぜひ挑戦してみてください!

栃木でナマズを釣る方には、栃木の清流でうなぎも釣れるのでオススメです!

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