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2019年10月4日更新 11352

エコギアバルトの本当の使い方を徹底解説!めっちゃ釣れるバルトリグとは?

バルトはエコギアを代表するシャッド系ワーム。小魚をイミテートしたリアルなボディはロックフィッシュをはじめ様々な魚種に効果的とされています。そんなバルトですが、定番のジグヘッドを使ったセッティングはイマイチアクションが出にくいという話をよく聞きます。本記事ではバルトの動きが激変するバルトリグを中心に、ロックフィッシュに効果的な様々な使い方を解説します。

MORITA

MORITA

北海道のルアーフィッシングライター

エコギアから販売されているシャッド系ワームのバルト。エコギアのワームでは珍しいフラットサイドボディを採用しており、ロックフィッシュはもちろん、フラットフィッシュやオフショアの釣りにも人気のワームです。そんなバルトですが、エコギアのホームページ上ではイワシヘッドなどのジグヘッドリグでの使用が推奨されています。しかし、バルトを使ったことのあるアングラーの方の中にはジグヘッドでのセッティングでは泳ぎが安定せず、魚に対してナチュラルなアプローチをするのが難しいという意見も珍しくありません。

ここではエコギアワームの研究を趣味とする東北のロックフィッシュアングラーtomoさんにインプレなどの取材を行い、バルトの魅力を最大限に引き出せる使い方を徹底検証していきます。バルトの使い方に悩んでいる方はもちろん、既にジグヘッドでも釣果をあげている方もぜひ記事を最後までみてください。バルトの本当の魅力にきっと気づけるはずです!

エコギアのバルトのインプレ取材に協力してくれたアングラー

今回は、日常的にロックフィッシュゲームにエコギアのバルトを取り入れているアングラーへ取材を行い、使い方を徹底的に調べてみました。取材に協力してくれたアングラーを紹介します。

エコギアワームの愛用者「tomoさん」

ロックフィッシュアングラー工藤

エコギア&ノリーズ製品を愛用する東北のロックフィッシャー。拠点である東北はもちろん、ロックフィッシュの生態やゲーム性の追求のために北海道にも足を運ぶ生粋のロックフィッシュ狂です。ワームに対する探究心も非常に高く、気になったワームの性能をしっかりと発揮するためにオリジナルリグを開発することもあります。バルトの研究は周りの釣れないという声に対する反骨心がきっかけだそうです。

そもそもバルトはなぜ釣れる?

3種類のバルト

エコギアから販売されているバルト。オフショアゲームでの釣りだけではなく、オカッパリのロックフィッシュゲームでも多くの釣果があがっているワームです。バルトのサイズバリエーションは3.5inch、4inch、6inchの3種類。オカッパリのロックフィッシュゲームでは4inchまでが定番とされていますが、状況によっては6inchモデルでも釣果があるとtomoさんは語ります。まずはバルトの釣れる理由を見ていきましょう。

シャッド系ワームの中で最大サイズ

バルトの最大の特徴といえばソフトルアーの中では珍しいフラッドサイドボディとビッグテールです。バルトはエコギアから販売されているシャッド系ワームの中ではもっともサイズが大きく魚に対するアピール力も抜群です。バルトのサイズ感は海底や中層を泳ぐことによって圧倒的なアピール力で魚の捕食スイッチに火をつけます。ジグヘッドでは上手に泳ぐことのできないバルトでも釣果が上がるのは、サイズ感も影響していると推測されます。

バルトの魅力を最大限に引き出せる使い方

バルトをセッティングしたメタニウム

バルトはエコギアで推奨されているイワシヘッドを使った使い方だけでなく、泳ぎをより綺麗にナチュラル見せることのできるオリジナルチューンが存在します。ここではtomoさんが実釣の中で開発までたどり着いたバルトリグを中心に独自の使い方を初公開します。

バルトの泳ぎをもっとも引き出せるバルトリグ

バルトリグで釣れたクロソイ

バルトリグはtomoさんが開発したバルト用のオリジナルリグ。ブラックバス用に販売されているストレートフックとナス型シンカーを組み合わせることでバルトをスイムベイトのイメージで使うことができます。通常のジグヘッドリグのセッティング比べると動きの安定感が格段にアップし、よりベイトフィッシュに近いアクションを再現することができます。

キジハタグラブなど他のワームに反応無しのクロソイも一撃

バルトリグを丸呑みするクロソイ

tomoさんは同じフィールドの同じレンジをエコギアから販売されているキジハタグラブでサーチしたところ20回ほどキャストしても反応がなく、ダメ元でバルトリグを投入したところワームを丸呑みする豪快なバイトを引き出せた経験がありました。サイズ感によるアピール力だけでなく、ベイトフィッシュに近いリアルなアクションは、他のワームでスイッチの入らないロックフィッシュにも大きな効果を発揮します。

バルトリグの作り方

バルトの動きをもっとも引き出せるバルトリグの作り方を紹介します。tomoさんのバルトを使って皆さんにたくさんの魚を釣って欲しいという想いから、オリジナルリグの作り方をメディア上で初公開します。

1.バルトにストレートフックをつける。4inchは2/0~1/0

バルトリグにストレートフックをつける

バルトにフックをつけます。フックにはバスフィッシング用として販売されているストレートフックを使用します。写真はバルト6inchでフックサイズは6/0、4inchには2/0〜1/0、3inchには1前後がおすすめです。

バルトリグをスリットから出す

取りつける際はバルトのスリットから綺麗にフックが出るように、まっすぐ刺すことを心がけましょう。

2.ワームキーパーをつける

バルトリグに取りつけるコイル

バルトリグはシンカーとフックを固定するために2種類のワームキーパーを使用します。1つ目のワームキーパーは1番下の箇所を曲げシンカーを取りつけるために、バルトのもっとも体高のあるポイントに取りつけます。

シンカーをつけるコイルを取りつける

2つ目のワームキーパーはストレートフックを固定するためにヘッド部分に取りつけましょう。ワームキーパーを取りつけることによって、魚のアタリやフッキングによってリグが壊れにくくなり、テンポよく釣りが楽しめます。

フックをつけるコイルを取りつける

3.シンカーを取りつける

シンカーを取りつける

コイルにシンカーを取りつけます。シンカーは投げ仕掛けなどに使用する、ナス型シンカーを使うのがおすすめです。重さは水深に合わせて1〜4号前後が定番です。写真は6inchに4号のシンカーを取りつけています。

4.好みに合わせてアシストフックを取りつける

バルトリグにアシストフックを取りつける

6inchのバルトリグはフックのサイズが大きいため、魚によってはアタリをフッキングに持ち込めないことがあります。そんな時におすすめなのがアシストフックです。アシストフックを取りつけることによって、尻尾側に口を使ってきた魚のフッキング率もアップさせることができます。

バルトリグに必要なアイテム

バルトのアクションを安定させるネイルシンカーチューン

バルトネンブツダイカラーで釣れたソイ

イワシヘッドなどのジグヘッドの使い方をより安定させたい方におすすめなのが、ネイルシンカーチューンです。バルトの腹部分にブラックバス用として販売されているネイルシンカーを入れることでバルトの泳ぎを安定させてナチュラルなアクションでアプローチできます。バルトリグに比べるとムラはあるものの手軽にバルトを使ってみたい方はこの一工夫を忘れずに行いましょう。

ネイルシンカーチューンの作り方

バルトのアクションを安定させるネイルシンカーチューンの作り方を紹介します。ネイルシンカーの入れる位置によってワームのアクションに大きく影響を与えるため作り方をしっかりチェックしましょう。

1.ネイルシンカーつける

バルトにネイルシンカーをつける

バルトの腹部分にネイルシンカーをつけます。ネイルシンカーは1.8g程度のウエイトがおすすめ。取りつける際は必ず横方向につけましょう。腹側についているスリットの間に差し込むイメージでやると綺麗に取りつけることができます。

2.ジグヘッドを取りつける

バルトにジグヘッドをつける

ジグヘッドは通常のジグヘッドをセッティングする際と同じくヘッド部分から綺麗に取りつけましょう。おすすめはエコギアから販売されているイワシヘッドですが、ソルト用のジグヘッドであれば他メーカーのものでも問題ありません。ジグヘッドの取りつけはワームの泳ぎ方にも大きく影響を与えるため、斜めにズレたりすることは厳禁です。取りつけ方に関してはクロソイのジグヘッド選びの記事を参考にしてください。

ネイルシンカーチューンに必要なアイテム

バスフィッシングの技術を応用したネコリグ

バルトネコで釣り上げたクロソイ

これまで紹介した使い方とは少し違ったバスフィッシングの使い方を応用したネコリグ。ネイルシンカーチューンでも使用したネイルシンカーをバルトのヘッド部分に刺し、ネコリグ用のマスバリを刺して使います。今回紹介する使い方の中ではバルトのボリュームのあるサイズ感をもっとも活かした使い方の1つで、ネイルシンカーがボトムについた際の着底音でロックフィッシュのバイトを誘います。海底の餌を捕食した小魚を待ち構えていたロックフィッシュのバイトを引き出すイメージで使いましょう。

ネコリグの作り方

バルトネコの完成図

バルトでボトムを中心にアプローチする際におすすめのネコリグ。ストレートワームなどで使われるネコリグに比べるとやや大きめのフックを使う必要があるため、作る際は注意が必要です。

1.ネイルシンカーをつける

バルトネコにネイルシンカーをつける

バルトのヘッド部分からネイルシンカーをつけます。ネイルシンカーはタングステン素材のモデルを使用し、あえて奥まで差し切らず5ミリほど残しておくことが大切です。

2.ガードつきフックをつける

バルトネコにガードつきフックをつける

ガードつきのマス針をフックとして取りつけます。もっとも体高のある部分に取りつけるのが基本ですが、潮の流れが弱いエリアなどではボディの側面にフックをつけるセッティングもおすすめです。

ネコリグに必要なアイテム

バルトのサイズはどう選ぶか?

3種類のバルト

バルトの使い方を見ていく上で大切なサイズ。バルトは3.5inch、4inch、6inchの3種類のモデルが販売されており、それぞれ使用するシチュエーションが若干異なります。ここでは主に北海道・東北のロックフィッシュシーンにおけるバルトのサイズ選びについて簡単に解説していきます。

漁港でのソイゲームにおすすめの3.5inch・4inch

漁港でソイ類を狙いたい方はメインに3.5inch・4inchを使いましょう。バルトは通常のシャッド系ワームに比べるとややボリュームのあるサイズ感ですが、ソイ類は口が大きくベイトフィッシュを頭から捕食する特徴があるため、25cmサイズのソイでもバルト4inchを捕食することがあります。また、アイナメやハタ類などのロックフィッシュの人気魚種をボートロックで狙う際などにもおすすめのサイズです。

ボートゲーム等のオフショアの釣りにおすすめの6inch

バルトの中でも特にサイズの大きい6inchモデル。ワーム本体の自重だけで1oz近くあるため扱えるタックルは限られます。でも、ボートゲームなどオフショアの釣りでランカーサイズのロックフィッシュを狙いたい時におすすめです。また、北海道や東北の一部の漁港では産卵期に回遊する40cmを超える大型のクロソイに効果的なサイズ感とされており、ポイントを絞ればおかっぱりでも釣果をあげることができます。

tomoさん直伝のバルトリグがトーナメントで大活躍!?

パワーオーシャンカップで釣れたアイナメ

今回の記事の執筆の前に、偶然にもtomoさんからバルトリグの作り方を教わった北海道のアングラーがエコギアが主催しているロックフィッシュトーナメントパワーオーシャンカップで優勝しました。私はプライベートでパワーオーシャンカップに参加していましたが、まさかバルト6inchでアイナメをキャッチするアングラーがいるとは思いませんでした。釣れた50cmを超えるモンスターアイナメはバルトリグ6inchのメインフックにガッツリとフッキングした、まさにキッカーフィッシュに相応しい魚です。

チャンピオンが大会で使用したバルトリグ

POCで活躍したバルトリグ

こちらはチャンピオンが実際にキッカーフィッシュを釣り上げた際に使用したバルトリグの写真です。基本的にはtomoさんのバルトリグ6inchのセッティングと同じ仕様になっていますが、下から食い上げてくるアイナメのバイトにも対応させるためにエコギアから販売されているダブルコバリを、同じくエコギア商品のマグネットキーパーと組み合わせてセッティングしています。

ガヤをベイトフィッシュにしたアイナメに効果抜群

室蘭沖堤で開催されたパワーオーシャンカップでは、壁際に10〜20cm前後のガヤがついていました。チャンピオンはそのガヤを捕食するアイナメへのアプローチとしてバルトリグ6inchを使用。結果的に朝一のファーストバイトでキッカーアイナメをキャッチし、優勝に輝きました。バルトは北海道でもクロソイ用として使用するアングラーがほとんどですが、今後の使い方次第では大型のアイナメを狙う際にも非常に効果的なアプローチになりそうです。

バルトの本当に釣れる使い方を試してみよう!

バルトで釣れたクロソイ

エコギアのバルトはボリュームあるシルエットが魅力のシャッド系ワーム。通常のロックフィッシュ用ワームに比べるとサイズ感が大きいためオカッパリの釣りには不向きなイメージを持たれがちですが、tomoさんが開発したバルトリグをはじめとした、様々なチューンはバルトで魚を釣りたい方にはぴったりです。バルトの使い方に悩んでいる方はもちろん、これまで以上にバルトの魅力を引き出したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

マナーを守った大人のルアーフィッシング

漁港などでルアーフィッシングを楽しむ方は必ず安全のためにライフジャケットを着用しましょう。立ち入り禁止区域や漁業の邪魔になるエリアでの釣りは避け、マナーを守った釣りを徹底しましょう。ロックフィッシュが楽しめる貴重なフィールドを減らさないためにも釣り人の小さな心がけは大切です。

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