2019年12月5日更新 7348 14
【再販ワイルドミニ四駆】キングキャブJrは塗装が難しいけど満足度が高い!
タミヤからの再販「ワイルドミニ四駆」制作シリーズ第四弾は「キングキャブJr」赤、白、青の3色カラーがかっこいいモデルですが塗装は思った以上に苦戦しました。塗装の難易度は高めですがプラモデル制作のステップアップにおすすめの一台です!

再販ワイルドミニ四駆シリーズ制作第4弾は「キングキャブJr」
2019年10月からタミヤさんから再販された「ワイルドミニ四駆」シリーズ、古いものは30年以上前のモデルが再販されたりと少年時代の記憶を辿りながら3種類のワイルドミニ四駆「ランチボックスJr」「ブルヘッドJr」「ワイルドザウルス」をそれぞれオリジナルカラーで塗装して記事にしてまいりました。
上記3つは説明書の通りのカラーにはせずに独自のカラーを施してきましたが、今回のキングキャブJrはオリジナルカラーの3色で塗装してこうと思います。
プラモデル初心者にとってはややハードル高めな「3色の塗り分け」
何も塗装していない状態だと赤の成形色です。もちろんこの上にステッカーを貼っていけばそれなりに完成しますが、せっかくワイルドミニ四駆を通じて「プラモデル作りの楽しさ」を分かり始めている段階なので、ここはこだわって3色を塗り分けて いこうと思います。
準備した3色のカラースプレー
キングキャブで使用するメインのボディカラーは「赤」「白」「青」の3色となります。
※荷台部分にかかる白の部分はマットにしたかったので、つや消しタイプのホワイトを選択しました。いままで作ってきたワイルドミニ四駆は全てボディは一色でしたが、今回はこの3色を「塗り分ける」必要があります。とりあえず塗っていく部分以外の部分をマスキングで覆いながら順番としては以下の感じで塗っていきます。
- 前方がメインの「赤」
- 荷台がメインの「白」
- 下部の「青」
上記流れで作っていきます。
マスキングが全ての要となる「ボディ塗装」
1、ボディ前方部分の「赤」塗装
気持ち的にはまだハードルは低いです。というのも成形色の「赤」に「赤」のスプレーをするので比較的失敗したかどうかというのが分かりにくいです。
2、荷台部分の「白」塗装
おそらくここがキングキャブjrを塗装する上での一番「気を遣うべきポイント」ではないでしょうか。最初に塗った前方の赤の部分とこのあとに塗る下部の「青」の部分をマスキングで覆っていきます。
細かいスジの部分も爪等でしっかりとマスキングしたつもりでしたが、結構はみでてしまいました。無念。
今回の反省点としてはまだ塗装が乾き切っていない時点で上塗りをしてしまったためにドアミラーから前方のフェンダーに引かれる斜めのラインがマスキングを剥がす際にでこぼこになってしまったようです。個人的なキングキャブの「カッコよく見えるポイント」としてこの斜めのラインがしっかりと引き締まることが一番大事かと思うので、これから塗装される方はぜひじっくりと乾くのを待ってから剥がしていきましょう!
3、ボディ下部の「青」塗装
ホワイトの塗り失敗のショックを多少引きずりながら最終の「青」の塗装に入ります。ここでは今ままで塗った「赤」「白」両方の部分をマスキングで全て覆っていきます。前回の反省点を生かしつつマスキングも細部に至るまで綿密に貼り詰めていきます。
慎重に慎重を重ねたつもりが、またはみ出ていました、、、
とはいえ、そこそこ形になったという満足感もあります。
フロントグリルや窓枠もブラックに塗ることでさらに引き締まっていきます。このあたりまで来ると「早く完成が見たい!」というモチベーションが一気に湧いてきます。
多少の塗りモレは「ステッカー」がカバーしてくれる!
ここまで読んだ方はもしかすると「キングキャブの塗装って難しそうかな」と思われる方も多いかと思いますがご安心ください!タミヤさんの用意したステッカーが多少のミスをカバーしてくれます!
キングキャブJrのメインとも言えるサイド部分はほぼステッカーがカバーしてくれます。先ほどミスしたスプレーの塗り分けも全てカバーされております!
塗装難易度の高いフロントのライト部分もステッカーがあるので初心者でも安心です。
下部のオレンジのライトは手を震わせながらなんとか塗装しました。
完成!「俺のキングキャブJr」
キングキャブJrのボディの大部分をステッカーが覆ってしまうために「今までの塗装の苦労はなんだったんだ」と思ってしまう部分があるのは否めませんが改めてこうして形になると満足感は非常にあります。
今回実車っぽい感じを出したかったので、ホイールはシルバーにてスプレーしております。
「キングキャブJr」完成までのプロセスを動画で見てみる
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実車っぽいキングキャブJrはARシャーシが良く似合う
ワイルドミニ四駆のボディももちろん合いますが、ミニ四駆ARシャーシに搭載するマウントを使用して搭載するとより実車感あってかっこいいです。
「キングキャブJr」はプラモデル作りの楽しさを教えてくれながらも失敗をカバーしてくれる
初めてのボディ3色塗装はプラモデル初心者の自分にとってハードルは高かったですが手をかけた分、完成度にも満足できるものでした。今回キングキャブJrを制作するに当たって学んだことは以下の2点
- マスキングは丁寧に時間をかけて貼るべし
- スプレーはしっかり乾くまで待て
とりあえずこの2点を学べたことでも、キングキャブJrを作った甲斐がありました。このプロセスを見てお分かりの通りお子様が作ろうと思ったらまあまあハードルの高いワイルドミニ四駆かと思いますが、走らせるということではない「プラモデル」としての楽しさを教えてくれるマシンでもあります。しかもありがたいのが多少失敗したとしてもステッカーが多くのミスをカバーしてくれるので挫折感を味わうことなく完成させることができるという配慮が素晴らしいです。
プラモデル制作の楽しみを味わうためのステップアップとして「キングキャブJr」を作ってみてはいかがでしょうか!