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2019年12月17日更新 13119

【偏愛DIY#02】モンスタービートルが映えるガレージ風ラジコン用ラックを2×4で自作

作りたい物を作っている時はまさに至福の時間。自分による自分のためのDIYそれが「偏愛DIY」今回は「大好きなモンスタービートルをとにかくカッコよく展示したい」というミッションのもと、ガレージ感あふれるラジコン用ラックをDIYしてみました!

OutSeekers編集部

OutSeekers編集部

モンスタービートルをカッコよく見せるためだけにラジコン用ラックをDIY

DIYをやってみたいけど、何から手をつけていいか分からない」という方も多いと思いますが、今回のように「目的」をシンプルにすると意外とモチベーションが上がります。「偏愛DIYシリーズ」第二弾はタミヤのRCカー「モンスタービートル」をとにかくかっこよく見せたいという目的のためだけに今回はDIYをしてみました。

モンスタービートルにスリックタイヤを履かせたい

一番お気に入りのモンスタービートルですが車体の大きさもそこそこあります。しかも気がつけばモンスタービートルも合わせてラジコンは3台に増えていました。床に置いておくとそこそこスペースを取るので、今回のDIYではこれらのラジコンを「スマートに飾る」という点と「モンスタービートルをカッコよく飾る」という2点をDIYで解決していこうと思います。

DIYラジコンラック

コンセプトは「ガレージ風ディスプレイ」

DIYラジコンラック

今回のDIYをするに当たり決めたコンセプトが「ガレージ風」です。全世界の男子が大好きなあの世界観です。ガレージと言えばやはり「サビ」「汚れ」今回はこちらの塗装を含めて制作の手順を書いていきます。

ガレージ風ラジコンラック準備物

資材編

DIYラジコンラック

資材として以下のものを準備

  • 2×4 柱用資材 ×2
  • 天板3サイズ
  • L字金具
  • 2×4 用アジャスター

天板の幅は50cmでモンスタービートル用の下段用は40cm、2段目が30cm、上段が20cmと階段上になるようにホームセンターでカットしてもらいました。

塗料編

塗装用2種

汚し塗装用2種

柱の塗装用に「アイアンペイント」そして天板の塗装に「トリトンブルー」の2色構成。天板の汚し塗装には「アンティークメディウム」と柱のサビ感を出すのに「ラストメディウム」合計4つのアイテムを使用しました。

制作の手順

場所の確認と大まかなイメトレ

まず今回はこの壁の部分をラック用の場所にします。2×4の活用を知ってからこの壁というスペースは意外と使えるのではないかと思います。ここに3段ラジコンを収納することによって壁のデッドスペースを収納に変えていきます。

DIYラジコンラック

一旦作業に入る前に「本当にこれでいいのか」とすでに天板は購入しているにも関わらずイメトレをしておきます。

DIYラジコンラック

2×4材をアイアンペイントで鉄風に

アイアンペイントで2×4材をペイントしていきます。スポンジの裏側の部分を置くようにしながらポンポンとしていきます。スポンジの裏側を使うことでゴツゴツした表面になり、より鉄っぽさが出ます。

アイアンペイントで柱を塗装

木目だった2×4材が重量感のある鉄っぽい感じになりました。ガレージ度アップです。ちなみにこの塗装でアイアンペイントは80%くらい使用してしまいました。

アイアンペイントで柱を塗装

天板の塗装

ミルクペイントの「トリトンブルー」で塗装

DIYラジコンラック天板の塗装

ガレージ感を出したかったので、この天板も同じくアイアンペイントで塗ってしまおうか迷いましたが壁全体が重くなってしまう印象がありましたのでここはあえてポップな配色でいくことにしました。

一粒で二度美味しい!「アンティークメディウム」の汚し塗装が楽し過ぎる

汚し塗装はこちらも同じくミルクペイントシリーズの「アンティークメディウム」を使用

この塗料すごく便利で2種類の使い方ができます。まず一つ目が「全体的な汚れ」を出すために薄めた状態で一旦全体を汚してから水分を拭き取ると屋外にさらしたような状態になります。擬似的な「泥水」をかけているようなイメージです。

DIYラジコンラック天板の塗装

次に水で薄めていない状態で、かすれた状態で端の方からかすれた感じで汚し塗装を重ねていきます。

DIYラジコンラック天板の塗装

最後の仕上げでスポンジに少量を取り、置くように汚していきます。

DIYラジコンラック天板の汚し塗装

汚し塗装前と汚し塗装後、これだけで天板もガレージ度アップしました。

DIYラジコンラック天板の汚し塗装

画像からは伝わりにくいと思いますがこの汚している時、めちゃめちゃ楽しいです。一般家庭においては「汚す=悪いこと」と教育を受けてきたかと思いますので「汚す」ということに抵抗感ありますが、一度汚し始めると抑えられていた衝動が爆発するようにどんどん汚したくなってきます。やりすぎには注意しましょう。

組み立て

イメトレで決めた位置にマスキングテープを貼って目印にします。

DIYラジコンラックの組み立て

次にL字金具をネジで留めていきます。今回天板の大きさが異なるのでそれぞれの大きさをカバーするものを購入しています。

DIYラジコンラックの組み立て

ここまでくればほぼ完成!

DIYラジコンラックの組み立て

2×4材はラブリコの黒で固定。アジャスターはいくつか種類ありましたが個人的にデザインがシンプルで好みなのでこちらをチョイス。

DIYラジコンラックの組み立て

装着したあとですが、サビ塗装も追加しました。

DIYラジコンラックサビ塗装

制作の流れを動画でチェック

Yahoo!Creatorsにて動画をアップしています。他にも動画をアップしておりますのでよろしければコチラからフォローお願いいたします。

ガレージ風ラジコンラックの完成!

天板の大きさを上にいくにつれて小さくすることで視界的な圧迫感を軽減しながら、モンスタービートルのディスプレイを中心としてラジコンをスマートに収納できるラックが完成しました!日本の住宅事情を考慮すると、実際のガレージを作るのは難しいと思いますが、DIYであればこのように自作することが可能です。

DIYラジコンラック

ラジコンのスケールが1/10なので、バンダイの1/12フィギュアと組み合わせるとなかなかいい感じです。メカニック的な動きを足すとさらにガレージ度が増してきます。

LEDライト装着でさらにガレージ度アップ!

LEDライトでガレージ度アップ

こちら玄関に使っていた人感センサーのLEDライトを暫定的につけたものですが、天板の上に装着することでまるで蛍光灯のような演出になりガレージ度マックスです。

※使用しているのはGUFAN 90ルーメンタイプです

LEDライトでガレージ度アップ

「偏愛DIY」は目的をシンプルにする

大好きなマシンを横目でチラ見しながらのワークスペース、こんな幸せな空間があっていいのでしょうか。大好きなものに囲まれて生活をすると仕事の作業まではかどりそうです。

至福のワークスペース

今回のスタートは「モンスタービートルをカッコよく展示する」というニッチなところからスタートしました。これがモンスタービートルではなく「ラジコンをカッコよく展示する」だったとしたら、イメージがまとまらなかったかもしれません。モンスタービートルを中心にすることによってまず「ベースの天板の大きさ」を決めて、そこから2台目、3台目をどう展示するのかという感じで全体のデザインを組むことによって最後まで迷うことなくDIYすることができました。目的を限定的にすることでより創作のエネルギーは高まるのではないでしょうか。

自分による自分のための「偏愛DIY」で好きな空間を作ってみてはいかがでしょうか!



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