2020年1月8日更新 3982 13
【偏愛DIY#07】5G元年に備えてVRゴーグルを未来仕様に妄想リメイク
作りたい物を作っている時はまさに至福の時間。自分による自分のためのDIYそれが「偏愛DIY」今回は来るべき「5G時代」にも対応できるようにほぼ使っていなかったVRゴーグルをSFテイストに「偏愛DIY」していきます!

2020年春から始まる5G時代に備えよ!
いよいよ2020年春から始まる5G時代。とか言いながら実はあんまり5Gについてわかっているわけではないので、慌てて「中田敦彦のYouTube大学」見て理解を深めました。
さすが中田さん、何も知らなくても「なんかすごい時代になるんだ」ということは理解できました。そこで来たるべき未来について何か準備をしておこうと思って部屋を漁ってみたところ見つけました。
3年ほど前に1,500円くらいで買ったVRゴーグルです。多分これだと5G時代には乗り遅れてしまいそうなのでリメイクしてみました!
5G時代黎明期を経たアンティーク(という設定の)VRゴーグル
そこで今回リメイクしたのがこちらのVRゴーグルです。新品というよりは5G時代が始まってから50年後くらいにアンティーク品としてメルカリで取引されているイメージです。完全に5G時代の準備の方向性を間違っている感が否めませんが、この「妄想」こそが「偏愛DIY」の醍醐味と言っても過言ではないでしょう。
ではここから現実に戻りましてリメイクの手順を説明していきます。
VRゴーグルリメイクの手順
1,塗装用にパーツを解体
今回はスプレーで塗装するためにまずは分解していきます。ありがたいことに全てネジで解体できたのでこれで綺麗に塗り分けができそうです。
大きく分けると以下のように分解できました。前面の黒のカバー部分と白のパーツをスプレーで塗り分けます。
2,スプレーでパーツを塗装
前面カバー部分はタミヤ「AS-19インターミディエイトブルー」で塗装。こちら飛行機のプラモデル用のカラーですがミリタリー系のガジェットによく合います。
そして白いパーツの部分は一旦マスキングをします。
この白いパーツの部分は同じくタミヤ「TS-81ロイヤルライトグレイ」をセレクト
この2色を塗っただけでもマットな質感でクオリティがぐっと上がりますが、ここでやめては5G時代に乗り遅れます。
3,未来感を演出する「小物パーツ」
ホームセンターで購入した水道用のパーツを使って未来ガジェット感を出していきます。
このパーツは質感を出したかったので、ターナーアイアンペイントの「アイアンブラック」と「アンティークシルバー」2色を使用
塗り終わったら瞬間接着剤で取り付けます。ゴーグルによってはこの部分が球面になっている場合があるのでカスタムする場合はこの部分が平らであるかどうか見ておいた方が良いです。(カスタムのために購入する人がどれだけいるかわかりませんが)
未来っていうか「ボトムズ感」満載です。(5Gのこと完全に忘れています)
4,ステッカーで装飾
ステッカー貼るだけで一気にクオリティ上がります。
自作ステッカーはカッティングマシンを使用して作成
デザインはSF映画を参考に
ステッカーのデザインは個人的にも大好きな映画「チャッピー」のコンセプトアートの本を見てデザインを参考にしました。
洋書でお値段はちょっと張りますが、見ているだけでもワクワクします。
SF的ガジェットだけでなくストーリーもめちゃめちゃ面白いのでこの世界観が好きな方は是非ご覧ください!
5,仕上げの「汚し塗装」
一番楽しい「汚し塗装」の時間です。今回はプラモデルでも使っているタミヤ「ウェザリングマスターB」のススを使っていきます。
次に偏愛DIYでもおなじみのターナー「ラストメディウム」でサビ塗装していきます。
端を中心にサビ加工していきます。ラストメディウム最高です。
5G時代を生き抜くためのVRゴーグル完成!
完全に現代のデザインを逸脱しましたが、自分好みの偏愛DIYによるVRゴーグルが完成しました。マットでミリタリーテイストでありながらSFっぽいゴーグルのフォルムが最高です。
決して性能が向上しているわけではないですが、最初の状態から比べると一気にクオリティ上がりました。
制作プロセスの動画をYahooアプリでチェック
ブログで紹介した流れは「Yahoo!Creators Program」内の動画でも紹介しております。
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「大情報時代」だからこそ大事にしていきたいこと
もともと使っていなかったし、安かったので捨ててしまおうかと思っていたVRゴーグルがこうやってリメイクすることで再び愛着が沸き、最高のインテリアに昇華しました。(リアルに飾ってます)ひと昔前の家電なんかもリメイクすると実は意外と映えるような気がします。
5G時代により想像を超えた情報が行き交うであろう「大情報時代」に、あえてアナログに手を動かして目の前の「物」に対して向き合う時間があっても良いのではないでしょうか。