2020年1月8日更新 4331 15
【偏愛DIY#08】ヒーターをミリタリーテイストにリメイクしたら最高のオブジェが完成しました

ファンヒーターをミリタリーテイストにリメイクしたい!
偏愛DIYをコンセプトに身の回りにあるものをリメイクすることにはまってから、生活まわりの道具を見てみると「リメイクしがいのあるアイテム」が意外と多いことに気付きました。
ということで今回はこちらの足下用のファンヒーターを偏愛DIYしていきます。
ミリタリーテイストのファンヒーターリメイクの手順
1,塗装しやすいように解体
家電を解体するなんて子供の頃以来でかなり緊張します。各パーツに基盤等が埋め込まれていて意外と複雑でこの解体こそが今回の悲劇の発端でした。
2,塗装前の下準備
ペンキがよく乗るようにヤスリがけをしてベースを整えます。電源ケーブルが解体できなかったのでビニール袋に入れておきました。
ヤスリがけが終わったらどんな素材にも塗料が塗れる「ミッチャクロン」をスプレーします。
3,塗装
パッケージがおしゃれな「Hip Paint シリーズ」PC114 カームストーンをセレクトしました。
見本の色は紺っぽい感じですが、塗ってみると完全にグレーでした。これはこれでいい感じなのでよしとしましょう。一回目はハケでざっくり塗っていきます。
2回目塗装はスポンジで表面に置くように重ねていきます。
スポンジ塗装だとこのように鉄感の仕上がりになるのでおすすめです
4,乾燥してから組み直します
解体前にスマホで撮影した画像をたよりに再び組み直していきます。
そしてなぜか余るネジ一本
この時点で不吉な予感しかありません。
5,ステッカーで装飾
今回のステッカーも愛用しているカッティングマシンを使用
ミリタリーテイストのデザインはVRゴーグルカスタムと同様に映画「チャッピー」のコンセプトブックを参考にしました。
炎のマークは「ヒューマンピクトグラム 2.0」さんのサイトより使わせていただきました。
この時点でも最初から大分変わっていい感じですが、ここでやめてはもったいないです。
6,一番楽しい「汚し塗装」
個人的にDIYの一番楽しいポイントの汚し塗装を施していきます。使用するのはターナー「アンティークメディウム」
人工的に作られた「泥」のような塗料でいったんパレット(今回はダンボール)にとってかすれた状態にしてから汚したいところを塗っていきます。
すすけた感じでミリタリー感レベルがアップします。
サビ塗装はターナー「ラストメディウム」で
2色セットのサビ塗装です。最初は赤サビをベースに乗せていきます。こちらもスポンジで塗布していきます。広い面を使うと一気に塗られてしまうので写真のように角の部分を使って塗りたいところに置いていきます。
ベースを塗ったあとは赤サビベースの内側に黒サビ塗料を塗っていきます。
実際にサビていきそうな部分をイメージしながら塗っていくのがおすすめです。今回は黒の網の部分が錆びているイメージです。
ミリタリーテイストのファンヒーターの完成!
「戦う兵士たちの足元を暖める」そんなファンヒーターが完成しました!
こういう大きめの数字を入れるとミリタリー感増します。ちなみに下の記号は「アウトシーカーズロゴ」となっております。自分のお気に入りのロゴなんかを入れてみるとさらに愛着が沸きます。
あえてポップなアイコンを絡ませるのもリズムが生まれていい感じです。
裏側もサビ塗装施しておりますが、サビ塗装が楽しすぎたために少しやりすぎてしまったかもしれません。
制作プロセスの動画をYahooアプリでチェック
ブログで紹介した流れは「Yahoo!Creators Program」内の動画でも紹介しております。
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「ファンヒーター型のオブジェ」の完成
一通り完成の鑑賞タイムが終わり、いざスイッチを入れたところ、、、
見事に電源が入りませんでした。
あとで解体してみたところ再度組み立てる際にケーブルを挟んだ状態でネジを締めていたために断線してしまっていました、、、リメイク記事を書いておきながら実際に挑戦される方はくれぐれも自己責任でお取り組みください。
というわけで数時間かけて「ファンヒーター型のオブジェ」が完成したのでした。
今年の冬は少し寒くなりそうです。