2020年3月17日更新 219

釣れるおすすめアジングワームの選び方・誘い方と、意外と重要な収納ケース

アジングワームでは何を使い、どういう誘い方が有効なのか?アジングワームの選び方やカラー、誘い方のいろはを説明します。記事の収納力についてもご参考ください。

OutSeekers編集部

OutSeekers編集部

アジングワームのサイズ・カラー・形状の選び方とは?

ワームを使うアジングは、生き餌を準備する必要がない上に手を汚す心配もないので、非常に人気があるルアーゲームです。ワームには様々な種類があり、各メーカーから出ているだけでも100種類は超えます。正直好みの問題と言ってしまえばそれまでですが、タイミング次第では釣果に影響を及ぼす可能性もあります。今回は、アジングワームの選び方やおすすめのワームについてご紹介します。その中でも、

  • ワームを選ぶ際のポイント
  • それぞれのワームが活躍できる状況
  • ワームを使ったアプローチの仕方

を中心に解説していきます。

まず、アジングワームを選ぶ際には、サイズカラーに注目する必要があります。特にカラーは釣り場の状況によって使い分けることができるようになると、抜群の釣果を挙げることも可能です。最低限これだけ押さえておけば間違いない、というサイズとカラーを詳しくご説明します。

アジングワームのサイズ

アジングのワームサイズ・カラーの色々

ワームの長さにも様々な種類があります。状況によって使い分けるためには、長めと短めの異なるサイズが必要です。また、アジングワームではサイズによってもアジの食いつきが変わる場合があります。ここでは、ワームを選ぶ際のサイズについてお話します。

ベストなワームサイズは?

最も最適なワームのサイズは、1.5cm~2.5cmがベターす。これは、アジの捕食対象となるベイトの大きさと近いためです。成長したアジはプランクトンの他に、イワシやきびなごのような小魚も食べるので、ワームのサイズも寄せて選ぶ必要があります。

長いワームと短いワームを選ぶメリット・デメリット

アジングワームの長さにも、メリットやデメリットがあります。

メリット デメリット
長いワーム
  • 海中でのアクション性に優れている
  • アピール力が高い
  • 空気抵抗を受けやすく飛距離が出にくい
  • シルエットが大きい分見切られやすい
短いワーム
  • 空気抵抗を受けにくく飛距離が出やすい
  • 狙ったポイントに投げ込みやすい
  • アクション性がそれほどない
  • アピール力は低め

アジングは細いライン、比較的軽めのジグヘッドを使用するため、ちょっとした風の影響も受けやすいのが特徴です。また、アピール力はあるものの、その分見切られてしまう可能性もあるので注意が必要です。短めのワームは、長めのワームと比べると風による空気抵抗を受けにくいのが特徴です。そのため、狙った箇所へプレッシャーを与えることなく投げ込む際には効果的です。

釣果を稼ぐなら細め・短めがおすすめ

「アピール力があった方が良いのでは?」という声もあるかと思いますが、アジングで釣果を挙げるのであれば細め・短めがおすすめです。アジは集団行動する魚種で、一匹に見切られると全体に行き渡ってしまう恐れがあります。そのため、アジングである程度の数を釣りたいのであれば、プレッシャーを与えない細め・短めが向いているのです。

アジングワームのカラー

アジングは釣り場の状況によって、ワームカラーを変える必要があります。水の濁り具合などでカラーを変えることをカラーローテーションと呼びます。定番のカラーから、ここぞという時に真価を発揮するカラーまで様々です。

ここでは、カラーを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。

定番カラー!クリア系

アジングをするにあたり、定番カラーといえばクリア系です。ナチュラル系と呼ぶこともあります。透明なカラーが水や光になじみやすく、水中での違和感がありません。また、水中では光の乱反射によってはベイトにも見えるので、アジの警戒心も低くなります。

クリア系はココが強い

白や青に近い常夜灯周辺では、クリア系のワームが活躍します。手始めにアジの反応を見るためにも、クリア系のワームから使用することをおすすめします。

クリア系の弱点

アピール力に欠ける点は否めません。そのため、クリア系でもラメありのワームが多数あります。ラメの色は、クリア系の良さを消さないようにシルバーやゴールドのものが多いです。ワーム自体のシルエットは目立ちませんが、ラメによって程よくアピール力が増すので人気が高いのも特徴です。

アピール系

クリア系やナチュラル系とは異なり、目立つカラーのワームをアピール系と呼びます。基本的にはオレンジやピンク、パールホワイトなどを指します。中にはグロー系という種類もあり、光を当てることで蓄光して発光します。オレンジやピンクのワームは、それ自体発光しないものの水中で非常に目立ちます。

アピール系のココが強い

アピール系のワームは、目立つカラーをしているため水中でもシルエットがくっきりとしています。アジは色を識別することができないので、アピール系のようなシルエットが分かりやすいワームには興味を持ちやすいです。

アピール系の弱点

アピール系はその名の通り存在感が抜群にあるので、アジに早い段階で見切られてしまう場合があります。一度違和感を与えてしまうと、その釣り場ではアジが釣りにくくなってしまいます。

ラメ系

アジの捕食対象にはオキアミやプランクトンなどの極小ベイトが含まれています。そのため、赤やピンク、紫などのラメが入ったワームは極小ベイトの動きに見せることができるので効果的です。特に水面がライズしてアジが捕食しているタイミングにラメ系のワームを投げ込むことで捕食対象と間違えて食いつくことがあります。

ラメ系のココが強い

ラメの光り方によって極小ベイトに見せることができます。ベースのカラーではなくラメによる乱反射でアジを食いつかせるのが目的です。

ラメ系の弱点

ワームのラメが乱反射しにくい釣り場では効果が発揮できません。

各ワームカラーのおすすめポイント

ここまで、アジングのワームカラーについて詳しく解説しました。それぞれのカラーには、状況や釣り場の様子によって発揮される効果が異なります。ここまで説明してきたカラーの中で、こういう状況ではこのカラーが強いという点についてまとめてみました。

カラー 強み・特徴・使い方など
クリア系 常夜灯周辺の明るい場所。ベイトが多い場所。
グロー系 少し薄暗い場所。アピール力が欲しい時。
オレンジ系 オレンジに近い常夜灯周辺。
ピンク系 クリア系で食いつかない時。
ラメ系 アジの食いつき具合や反応を見たい時。

それぞれの特性を生かすことができれば、どのような釣り場にも対応できるようになります。アジングのワームカラーを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

アジングワームのテール形状

ワームのテールにも様々な形状があり、それぞれ特徴が異なります。アジへのアピール力が変わるため、選び方によって釣果へ大きな影響を与えます。ここでは、基本となるテールの形状についてご説明します。

ピンテール

アジングワームの中で、最も基本のタイプであり定番の形状です。ピンは「針」を指し、真っすぐなテールのことをピンテールと呼びます。アジが吸い込んだ際にも違和感がなく、また吸い込みやすい形でもあるので比較的簡単にフッキングまで持ち込むことができます。

カーリーテール

テール部分がくるんとカールしているワームです。アピール力はピンテールより高いものの、動きに違和感がないのでスレる心配もありません。アジはもちろん、メバルのような根魚にも効果的なワームなので幅広い釣りに対応できます。

シャッドテール

シャッドテールのワームは、テール部分がぷるぷると震えるように動くのが特徴です。この動きがアジの捕食対象でもある小魚の動きと似ていて、ピンテールよりも大きな波動を生むことが可能です。ベイトが高活性時には、水草や藻類の影に隠れているアジにアピールすることができます。

アジングワームと揃えたいおすすめのジグヘッド

アジングでは、ワームと同様にジグヘッドの選び方もとても重要です。ジグヘッドは重さや形状によりアジへのアピール方法が大きく異なってきます。ジグヘッドは単体で揃えていくとかなりコストがかさむので、ピンポイントで押さえておきたいものをご紹介します。

アジが口の深いところで掛かってくれるジグヘッド

アジングで特に気を付けなければならない点として、口元の浅い部分に引っかかってしまい、結果バラシてしまうということです。確実に釣果を伸ばしていくためにも、アジが口の奥深い位置で引っかかってくれることが理想です。その点をふまえると、しっかり食いつきやすいジグヘッド選びはアジングをする上で非常に重要です。

様々な釣り方に柔軟に対応できる

アジへどのようなアピールをするかによって選ぶジグヘッドは変わってきますが、オールラウンドに使えるジグヘッドを揃えておくのもおすすめです。アジや釣り場の様子が把握できない場面などでは、多様な使い方ができるジグヘッドは非常に使いやすいです。また、ワームよりもコストがかさむ物が多いので、なるべくコストパフォーマンスが高いジグヘッドを選ぶことも大切です。

釣果に差が出るアジングワームの収納ケース

アジングで使いやすい収納ケース

上記で紹介したアジングワームの選び方はもちろんのことですが、意外と収納力で初心者と上級者の釣果が大きく分かれるといっても過言ではありません。というのも、アジングで使うワームはカラーやテールを形状ごとに分かりやすく整理しておかないと、風が吹いていたり朝まずめ・夕まずめのような暗がり時にささっと手際よく仕掛けを変えることが難しくなります。初心者でよくやってしまいがちなのは、釣具屋で買ってきた袋そのままに持ってきてしまうことですが、取り出しにくいどころか、どこにしまったか分からなくなることもしばしば。もたもたしているとライントラブルを誘発してしまい、刻一刻とベストタイミングを逃すこともあります。地味な違いですが、「ワーム・ジグヘッドをすぐに変えられる」「ライントラブルを極力少なくする」というのは、一番長く海へ竿を出し続けている、つまり一番多くの魚を釣ることに繋がりますので、収納力を甘く見ないよう、心がけましょう。

ワームにくっつかないソフトなケース

アジングワームは素材の性質上、プラスチックなどにくっつきやすい特徴があります。そのため、なるべくソフトな素材を用いたケースで収納をすることをおすすめします。蓋の裏面にメッシュ素材が採用されたケースは、蓋を開けた時にもこぼれる心配がありません。収納力だけでなく、機能性にも優れたケースです。

ケースの間仕切りをカスタマイズできるとより便利

上の写真はアジングとメバリングで兼用で使っている収納ケースです。このメイホウのワームケースは、仕切りを自分で自由に広さを設定できるのと、厚さがバツグン。仕切りが外れにくいため、100円均一で買うような同様の収納ケースよりはるかに使いやすいです。何より嬉しいのが値段で、200円前後でこの使いやすさなら十分です。写真左上にあるのが100円均一で買った収納ケースですが、仕切りが固定されているので、例えば長いワームを入れると下の写真のように途中で折れてしまい、ワームの形状が曲がってしまいます。

100円ショップで買ったワームケースに入れるとワームが曲がってしまい、ワーム形状に悪影響を与えてしまう状態の写真

これではワームの泳ぎ方が歪になってしまい、アジが違和感を感じてしまう恐れがあります。そのため、仕切りの長さが自由に変更できるワームケースは重宝されます。

昼間は釣れにくい?昼間のアジングの攻略ポイント

一般的に、昼間のアジングは難しいと言われています。昼間はワームを見切られやすく、警戒心が高いことが主な理由ですが、コツさえ掴めば昼間でも釣果を挙げることができます。

昼間はリアクションバイトを狙う

夜間や朝方のアジングでは、ワームを餌に見せる釣り方をします。しかし、昼間のアジングでは主にリアクションバイトを狙って釣果を稼ぐことを意識します。リアクションバイトを狙う場合、アジが思わず反射的にワームに食いついてしまった瞬間、口に引っ掛けるというイメージで釣ります。その際に使用するワームカラーについてもご説明します。

クリア系を使用するパターン

クリア系のワームだと、アジは警戒心を抱きにくくなります。そのため、アジに見切られないようにじっくり攻めたい人にはおすすめです。一方でクリア系はアピール力は低いので、リアクションバイトを狙って釣る手法は難しいです。

アピール系を使用するパターン

アピール力が高い分、見切られてしまう可能性も高まりますが、リアクションバイトは狙いやすくなります。個人差はありますが、昼間のアジングではアピール系の方が釣果が出やすいというケースもあります。

食いつきが悪い時には、におい付きワームを使う

その場にアジが泳いでいたとしても、なかなか食いつかない場面は意外と多いです。そのような時には、味やにおい付きのワームを使ってみることをおすすめします。色やラメなど見た目でアピールするだけでなく、嗅覚でもアジを惹きつけることができれば釣果につなげることもできます。

アジングでの誘い方

アジが泳いでいる層(レンジ)を探る

まず基本的にはアジが泳いでいる深さ(レンジ)を見つけることからです。下で説明する巻き方がどれだけマッチしていても、アジがいる場所でワームを漂わせないと釣れません。

キャスティングして着水した瞬間はまだ海の表層です。待てばその分下に沈み、最後には着底するわけなので、着水してから何秒待つかでレンジをコントロールします。待つ秒数は場所とジグヘッドの重さで変化しますので、臨機応変に対応する必要があります。

キャスティングした距離によって深さが変わる

例えば、堤防から近くに投げたら浅く、遠くに投げれば深いといったように、海の深さは場所によって深さが変わるので、つまり投げる場所によってアジが漂うレンジも変わります。複雑に感じますが、そう難しく考えず、ただ単純に「あそこは着水して7秒したら着底だ」「あっちは着水して10秒したら着底だ」というのをなんとなく捉えるだけでOKです。そうすると、その半分の秒数なら中層、7〜8割なら下層といったように把握できます。あとはアタリがあるレンジを探すだけです。

ジグヘッドの重さでフォールスピード(落ちる速さ)も変わる

ジグヘッドを1g使っているのか、2gを使っているのかで落ちる速さ、つまり着水から待つ時間も変わります。なので、さっきまでジグヘッド1gを投げて着水後10秒待っていたとしても、ジグヘッドを2gに付け替えたなら改めて着底までの秒数を探り直さないといけません。

各レンジの攻め方

着底するまでの秒数ばかりの捉え方を理解できれば、あとは表層、上層、中層、下層、底の順にレンジを変えていくだけです。極論、着底秒数の把握より、アジが漂うレンジを捉えることで十分ですが、どの辺(表層、上層、中層、下層、底)でアジがヒットしたのかを記憶しておくことで、また違う日にアジングをしたときにその知識がとても役に立ちます。

少し話はそれますが、釣りにおいて絶対釣れる方法というのはありません。ただ、成功体験が多くなればなるほど色んな仮説を立てやすくなりますし、釣れなかったとしても「なぜ釣れなかったのか」を考えることでまた知識になります。

アジングにおいて、3秒待ったレンジで爆釣しても、別の日には5秒だったりします。ずっと同じ場所でやるならこれでいいですが、違うポイントでアジングをする際にその3秒や5秒がどのレンジだったのかを把握していれば、違うポイントでも「いつも中層だから、中層を重点的に攻めてみよう」と戦略が立てられます。もちろん、場所が変わればいつものポイントで釣れる中層レンジが全く違ったりしますが、単に何秒と捉えるのではなく、そのレンジがどのレンジなのかを記憶すると、1歩先へと進めるかと思います。

アジングのレンジの攻め方動画

こちらの動画(5:00前後)を参考にしてみてください。

アジングの巻き方

基本的にはただ巻きでOKですが、時として誘い方を変えるだけで食いつきが変わることがあります。こういった釣りノウハウ記事には、「この方法がいいです」と書いてあることがありますが、それよりもその時々で変化させ、探る癖があれば釣果も自ずとついてくるでしょう。とはいえ、ジギングのようにガンガンしゃくって釣れるかというとそれは違うので、釣れる巻き方のパターンを頭に入れておき、釣り場でそれぞれを各時間帯、ポイント、レンジなどで試してみてください。

ただ巻きだけでも、巻くスピードを変えてみる

1秒にリールを1回転、それでもだめなら1秒に1.5秒、2秒。逆もしかりで0.5秒、0.8秒など。厳密に秒数がぴったりでないといけないわけではなく、単純に巻くスピードを遅くしたり速くしたりします。その時のアジの活性や、潮の流れ、時間、場所などで一律ではないため、今その場所にいるアジの食いつきのいい巻き速度を探ることが重要です。

ストップ&ゴー

1〜2回転させて止める、1〜2回転させて止めるを繰り返すやり方です。ただ巻きは巻き続けるわけなので、巻くスピードによっては少しずつ上層に上がってきます。それに対しストップ&ゴーは巻くのを止めている間に仕掛けが落ちる(フォールする)ので、ずっと同じレンジを維持できます。

アジに限ったことではなく、ルアーゲームではこのフォールで魚がヒットすることがとても多いです。アジも然りで、ただ巻きで渋い場合はこのアクションで食いを誘ってみましょう。

リアクションバイト

ストップ&ゴーの中に、何回か「ちょんちょん」という少しルーティンとは違った誘いをいれてみるのもとても効果的です。あまり大きく激しくするのではなく、優しく軽く2回ちょんちょんといった感じです。これによりアジが「うおっ!」とリアクションし、食いが刺激されバイトしてくることが多々あります。「ただ巻き→ストップ&ゴー→ストップ&ゴー+ちょんちょん」といった順でリアクションバイトも狙ってみてください。

アジングワームの選び方は釣果を稼ぐために重要

今回は、アジングワームの選び方についてご説明しました。個人の好みで選んでも問題はありませんが、少なからず釣果に影響があるのは事実です。ワームカラーに関しても適切なものを適切な場で使用することにより、アジへのアプローチ力が高まります。

アジングは装備の準備などが少なく、気軽に楽しむことができるルアーフィッシングです。自分好みのワームを見つけつつ、アジとの掛け合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。