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ターンオーバー

8月後半から9月半ばの晩秋シーズンは野池やダム、沼などのフィールドでターンオーバーと呼ばれる現象が起きます。ターンオーバーとは、夏の時期に上昇していた水温が、夏の終わりと共に水温が低くなることで水面の冷たい水が中層・底層の水と入れ替わることです。特に底層に溜まっている泥などが水中で撹乱すると、フィールド全体に悪い水が入ってしまい魚の活性も落ちてしまいます。以下のような兆候を感じたら、危険信号です。

  • 普段よりも水が濁っている
  • ロッドティップを水面につけてかき混ぜると、白泡が発生して消えにくい

ターンオーバーが発生すると魚の活性が落ちやすく、釣り人にとっては難しい条件になります。なるべくターンオーバーの影響を受けにくいシャローや岩礁帯、水の循環をしている流れ込みなどがおすすめのポイントになります。